苦言を口にする人、しない人

寒い日が続きますね。
今日は出張先の名古屋からの投稿です。

実家でのできごとです。

母が喜んでわたしに言いました。
「新しい歯医者さん、すっごく親切で丁寧で、いいところだった!」

わたしの母は、祖父母の介護をしています。
祖父の歯医者さんを新しく変えたという話を、
わたしは以前に聞いていました。

どうやら、以前の歯医者さんの対応がよろしくなく、
思い切って新しいところに変わったそうです。

そこで父が口を挟みます。
「前の歯医者さんひどかったって言ってたからなぁ。
でも、その歯医者さんに直接文句言わなかったんだろ?
俺だったら、文句の一つは言うね。」

父は、文句があったら直接言う人です。
いや、言わずにいられない人かも(笑)

一方、母は、文句があっても直接言えない人です。

皆さんはどちらタイプでしょうか?

かくいうわたしは、
実は母の遺伝子をしっかりと受けつぎ、
文句を言えない口です(笑)

なので、文句も言わず黙って歯医者さんを変わった母の気持ちは、
とてもよくわかります。
おそらくわたしもそうすると思うので。

しかし、仕事をしていると、
文句…ちょっと言葉が悪いですね。「苦言」といいましょう(笑)
苦言を伝えてくれる方というのは、
とてもとてもありがたい存在です。

結果として、その人が自分のもとを去ったとしても、
苦言の中にある気づきをくださるというのは、
苦しいことですが、何にも代えがたい大きな糧にもなりえます。

この続きは次回にもお話しますね。