相続手続支援センターのお仕事冥利とは

今日はしとしと冷たい雨ですね。
立春を過ぎたとはいえ、まだまだ厳しい寒さが続いています。

さて、わたしが「相続のお仕事をしている」ということを人に伝えると、
決まって言われることがあります。

「わぁ、大変そう…。相続って揉めるもんね。」

どうやら世間では、
相続=揉める
相続の仕事=揉めごとの処理
と受け止められることが多いようです。

実際は、そんなことはありません!
もちろん、たまには、揉めてしまうご家族もいらっしゃいますが。

相続に携わる仕事をするようになって、
お仕事冥利に尽きるなぁと思うことがいくつもあります。

お仕事冥利の一番は、
家族というつながりを、改めて考える機会に触れ合えることだと思っています。

相続というのは、
「家族」というものにとても関わりのあることです。

相続を機に、
家族がたくさん会話をし、相手を思いやり、
故人を悼み、悲しみを共有する。

お客さまのそんな場面に触れると、
あぁ、こんな家族でありたいなぁ。
とか、
最近、祖父母に会いに行ってないから会いに行かなきゃなぁ。
とか、
自分のことに置き換えて
いろいろなことを考えることがあります。

たくさんのお客さまの、
相続に立ち会えるというのは、
実は自分や自分の家族を振り返るきっかけにもなっているのでしょう。

これが、相続手続きを担う、相続手続支援センターの相談員としての、
お仕事冥利だと思っています。