明日から地元名古屋でのお仕事です。
名古屋へ向かう新幹線の中からお届けします。
突然ですが、
わたし達の会社は、無料相談というかたちで、
相続でお悩みのたくさんの方から、日々ご相談を承っております。
そんなわけで、
毎日たくさんのお電話でのお問い合わせがあるのですが…
中には、「あなたは当事者ではないので…」と、
ご相談をお受けできない場合があります。
たとえば、
お身内が亡くなり、相続は起きているけれど、ご相談者が相続人でない場合。
(相続人の配偶者など)
または、
ご健在であって、相続対策をしたいけど、自分の財産のことではない場合。
(親の相続対策など)
などが、これに該当します。
これら「当事者ではない方」からのお問い合わせの数は、
わたしが当初思っていた以上に、あるように思います。
わたしの感覚だと、
相続というとても繊細で、なおかつお金がかかわるお話で、
当事者ではない方が率先して専門家に相談をする、
というのは、とても違和感があるのですけどね。
先日、お電話でのお問い合わせに、
こんなやり取りがありました。
お電話主
「父の遺産のことで相談したいのですが…」
わたし
「承知しました。お父さまがお亡くなりになられたのは、いつでしょうか?」
お電話主
「まだ生きています。」
ご健在のお父さまの財産を「遺産」と言わないでほしいです(汗)
わたしが、
当事者であるお父様が、弊社にご相談にお越しになることを同意されているのか伺うと、
「父とはそんな話していないから、自分一人で相談したい。」と。
正直、「あなたの財産ではありませんよ!」と言いたくなってしまいます。
相続というお金がかかわることだからこそ、
気持ち、礼儀やわきまえといったことを大切にしてほしいと思います。