住宅取得資金贈与においてもっとも重要なこととは

今日も引き続き、住宅取得資金贈与についてお伝えします。
これまでのブログでもっとも長い、4回シリーズになってしまいました(笑)

前回まで3回にわたって、
住宅取得資金贈与についてご説明しました。

この優遇ルールを使うためには、
さまざまな要件をクリアする必要があること、
この要件をクリアできないと、贈与税の非課税枠がつかえないことを、
ご理解いただけたのではないのでしょうか。

さて、前回までにお伝えした各種要件も重要ですが、
もっとも忘れてはいけないことがあります。

それは、
「住宅取得資金贈与の特例を使う」という贈与税の申告をすることです。
この優遇ルールを使うには、
当然といえば当然ですが、
それを税務署へ申告する必要があるのです。

これをうっかり忘れてしまうと、
この優遇ルールは使えず、
本来の高い贈与税を支払わなくてはならなくなってしまいます。

家を購入する際、
ハウスメーカーや不動産屋さんに、
「親御さんから贈与をうけても贈与税がかからないルールがありますよ。」
なんてことを聞く方も多くいらっしゃいます。

しかし、
「贈与税がかからない」ことと「申告をしなくてもいい」ということとは違います。
申告を忘れてしまっては、取り返しのつかないことになってしまいます。

うっかり、なんてことにならないように、
お気をつけください。