住宅取得資金贈与の思わぬ落し穴

今日は真冬に舞い戻ったかの寒さですね。
そろそろ春が待ち遠しいです。

さて、三回にわたってお伝えしています。
今回もまた、「住宅取得等資金の贈与」のお話をします。
新しくマイホームを購入する際に、
親から資金を融通してもらった場合における贈与税の非課税についてです。

前にお伝えしたように、
この非課税枠を使うには、条件をクリアしないといけません。
前回は、新しく購入する建物の床面積についての条件について書きました。

今回は、贈与税の非課税がいくらか、というお話をしようと思います。

前々回にも書きましたが、
Aさんは1500万円の非課税枠が使えると思っていました。

この1500万という金額について、ご説明します。
住宅取得等資金の贈与の非課税には2種類の限度額があります。

一つは、
「省エネ等住宅」を購入した場合です。
この場合は、1500万円までの金額が非課税となります。

もう一つは、
「省エネ等住宅」以外の住宅を購入した場合です。
この場合は、1000万円が非課税限度額となります。

※この非課税枠は年によって異なります。
今回は、平成27年の金額をお伝えしています。

長くなったので、またまた次回に続きます。