一昨日、お付き合いのある方のお誘いで、
とあるセミナーに参加してきました。
セミナーといっても、堅苦しいものではありません。
なんと!落語です!
噺家さんから「人を惹きつける話し方を学ぶ」と言うものです。
その噺家さんとは、立川志の八さん。
みなさんご存知の、立川志の輔師匠の二番弟子さんです。
実はわたし、20代後半の頃に、よく落語を聴きに行っていました。
なかでもお気に入りは、立川志の輔師匠!
落語好きの友人に志の輔師匠の落語CDを借りて、
通勤の車の中でよく聴いていたものです。
最近はご無沙汰していた落語をふれられるということで、
一昨日のセミナーは、
わたしにとって、とても楽しみなものでした。
志の八さんのお話の中で、
特に印象に残ったことを、一つご紹介しますね。
志の八さん曰く、
落語というのは、まったく知らない方々を相手に、
お話の内容を、頭の中の映像として共有すること。
それをするには、
聴き手の方々との間にある、たくさんの「小さな壁」を
一枚一枚、取り外す作業だ。
うーん、確かに。
そしてこうもおっしゃっていました。
その壁を取り外すには、まずは自分のことを知ってもらうこと。
それには決まりもマニュアルもない。経験値が必要だ、と。
これは仕事においても、プライベートにおいても言えることですね。
プロの噺家さんからそんなお話をいただき、
楽しい笑いの時間もいただき、
大満足な一日でした。