公証人さんのこだわりを感じました

急に暑さがやわらいできましたね。
夜風がここちよい、いや、肌寒いくらいになってきたような気がします。

さて、先日、お客さまの遺言書をお作りするため、
お客様と公証役場に行ってきました。

いつもの横浜の公証役場ではなく、
今回はちょっと(だいぶ?)遠い、岐阜県にある公証役場です。

のどかな町のなかの、アパートの一室のような公証役場。
なんと、玄関先に、番犬(?)がスヤスヤ眠っていました!
横浜や川崎の公証役場とは、ちょっと風合いが違います(笑)

お仕事柄、何箇所かの公証役場にお邪魔したことがありますが、
公証役場には、その土地その土地のカラーがありますね。
そしてどの公証役場にも、公証役場ならではのこだわりがあるように感じます。

どんなこだわりかというと・・・
まず、遺言書などの公正証書に署名するのに、筆ペンを使う公証役場が多いです。
これは、サインペンやボールペンでは、長い月日が経つと、
署名が薄れる可能性があるから。

そして、押印の際の朱肉。
今回の岐阜県の公証役場は、「練りの朱肉」でした。
この「練りの朱肉」は、他の公証役場でも使っているのを見たことがあります。
これも、押印を長く鮮明に残すためだそうです。

公正証書という大事な大事な文書。
これを扱う公証人さんの、
誠実さや細やかな心配りを感じます。