亡くなった方が生前に提出した税務申告書

まだまだ暑い毎日です。
暦だともうすぐ秋ですね。暑さが和らぐ日は来るのでしょうか(汗)

さて、今日は、税理士目線で投稿します。
先日、税務署へ行ってきました。
亡くなられた方が生前に税務署へ提出していた税務申告書の中身を、
税務署で確認するためです。

相続の現場においては、
亡くなられた方の財産漏れを防ぐため、
税務申告を見直して還付が受けられないか確認するため、
相続税の優遇ルールが使えるか確認するため、
などといった、さまざまな理由から、
その方が生前に提出していた税務申告書を確認したいときがあります。

その申告書の控が、遺品の中に残っていればいいのですが…
亡くなれた方がきちんと保管していなかったために、
ご遺族の手元には、申告書の控がない場合も珍しくありません。

そんなとき、どうしましょう?
そうです、税務署へ行って、「見せてくれ」というわけです。
これを「閲覧申請」といいます。

当然税務署だって、
過去に受け付けた申告書を、必要があれば見せてくれるのです。

しかし、この手続きが結構大変!
この続きは次回にご紹介します。