ゴールデンウイークも明け、
街並みもすっかり日常に戻った感じですね。
本当に気持ちのいい季節にですが、
先日は、スタッフ2名で、
ずーーっとオフィスにこもりっきりで、
黙々と作業をしていました。
そんな私たちの作業を、すこーしご紹介します。
私たちが何をしていたかと、
「書類の確認」です。
へ?そんなのあたり前じゃないの?
と思われるかもしれません。
ただ、その書類というのが、
段ボール箱いっぱいに詰まった、
ハガキや封書といった郵便物なのです。
これ、すべて亡くなられた方の家にあったものや、
お亡くなり後に届いたものです。
私たちがどうしてこんなことをしていたかというと、
「亡くなられた財産が何なのか、分からないから」です。
意外に思われるかもしれません。
でも、こんなことは珍しくないのです。
今回の段ボール箱いっぱいの書類は、
お一人暮らしで突然死された方のご相続のお手伝いです。
そのご相続人は、遠方に住む甥御さんです。
その甥御さん、亡くなられたおじさんの財産のことは、
ほとんどといっていいほど、ご存じありませんでした。
それも不思議じゃありませんよね。
遠くで元気に暮らしているおじさんが、
どの銀行に口座を持っていたのか、
どんな株を持っていたのか、
どこの土地を持っていたのか、
ご存じないのは、ある意味当然です。
とは言え、ご相続となれば、
すべての財産について、
きちんとお手続きを進めていく必要があります。
そのための「財産調査」も、
私たちのお仕事なのです。
では、この続きは次回に…。