相続税対策より大切なものがある!

今年の春は、ほんとうに雨が多いですね。
なんだか、いつも傘の心配をしている気がします。

今日は、実家の父が先日話していたエピソードをご紹介します。

私の父は63歳。
自営業なので、「定年」というものはないのですが、
この夏に兄が事業を継ぐため、
いよいよ父も引退、というところです。

そんな父が話していたこと。

「引退したら、何をしようかな。
まずは英会話を習いに行きたいな。
あと、週に1度はゴルフの打ちっぱなしにも行きたいし。
それから、実は料理教室なんてものにも興味がある。
あー、俺、結構忙しいな。」

はぁ!?炊飯器も使ったことないのに料理教室!?
と、思わず突っ込まずにいられなかった私ですが、
引退後の生活にあれこれ夢をはせる父を見て、
なんだか嬉しくなりました。

そして、ふと思いました。
自分で蓄えてきたお金は、自分のために全部使ってほしい!と。

世間では、
「相続税対策のために生前贈与を」なんてことがよく言われますが、
あくせく働いて蓄えてきたお金です。
自分でぜーんぶ使い切ることが本来の姿なのかなと思います。
仕事一筋で忙しかったお父さん、
お料理教室に励む姿も、ちょっぴり見てみたいものです(笑)

一緒に相続のお手伝いをするチームメンバー
相続手続支援センターを川崎駅に作ってから、チームメンバーに恵まれてきました。
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