初めてお電話をいただく方へ、少しでもご安心いただけるように

連日寒い日が続いています。
風の冷たさに思わず身がすくみますが、
この季節特有の、きーんと晴れ渡った空気は気持ちがいいものですね。

さて、今日は、
先日たまたま目にした新聞記事についてお話します。

新聞の中に、
日常でのちょっとしたことを、一般の方が投稿するコーナーがあります。
その中で、こんなことが書かれていました。

「主人が亡くなり、さほど多くない預金通帳の解約に銀行に出向くと、
色々と書類が足りず、これでは解約できないとのこと。
(書類と言うのは、おそらく、ご主人の戸籍関係書類のことでしょう。)

仕方なしに、故郷でもある加古川市役所へ電話したところ、
電話口の女性が、とっても優しく、丁寧に教えてくれました。
ところどころに、懐かしいなまりもあり、なんだかほっと心が和みました。

相続の手続きに、わずらわしさを感じていたところ、
市役所の方との電話でのやりとりに、心が救われました。」と。

この投稿分を読んで、私もはっとさせらる思いでした。
私たちに初めてお電話をかけてくださるお客さまへ、
これほどまでの「安心」を届けられているだろうか。
そんなことを自問自答しました。

ご家族を亡くされた方には、たくさんの相続手続きが待っています。
「悲しみに涙する暇もない」と言う声も少なくありません。

ある種、極限に近い精神状態で、
相続手続きに望んでおられる方もいるでしょう。

そんな中で私たちにお声がけくださった方々へ、
少しでもご不安を取り除けるように。
電話口からあたたかさが届くように。

そんな基本的なことを忘れてはいけないと、
再認識した機会でした。