戸籍の取得は相続手続きの第一歩

台風の影響で悪天候にも関わらず、今日もたくさんのご相談をいただきました。

お客様からのご相談内容は、実にさまざまですが、
自身で相続手続きをしようとしたときに、まず最初につまづくのが、
「戸籍の取得」ではないでしょうか。

相続においては、まず亡くなった方の出生からお亡くなりまでの「連続した戸籍」が必要になります。
(相続関係によっては、まだまだたくさんの戸籍が必要になる場合もあります。)
「戸籍なんて役所に行けば簡単にとれるんじゃないの??」
と思われる方が多いとは思いますが、これがなかなか、慣れていないと難しいのです。

一か所の市役所ですべての戸籍が揃えばいいのですが、
なかなかそうはいきません。
亡くなった方が「転籍」をしている度に、また違う市役所へ申請する必要があります。
また、今の戸籍はコンピューター化されていて読みやすいのですが、
古い戸籍になると「みみずの這うような字」が並んでいたり…なんてことも珍しくありません。
古い数字、例えば、拾壱、拾弐、拾参なんて数字も、見慣れていない方には見づらいものです。
そんな戸籍を読み解くのも、また一苦労です。

ですが、そういった戸籍できちんと相続人を確認しないと、
あとになって「実はまだ他に相続人がいた!」なんてことになり、大変なトラブルを招きかねません。

戸籍の取得は相続手続きの第一歩です。
難しいわと思われる方は、ぜひご相談ください!