相続がきっかけで判明した事実

相続がきっかけで、皆が知らない事実が判明することがあります。

以前、川崎相談室で相続手続きのお手伝いさせていただいた方の実際のお話です。

亡くなられている方が所有している土地がいくつもあったので、相続人の方と一緒に、図面で場所を確認をしました。
そして判明した事実!

家族皆が、亡くなったお父さん名義だと思っていた土地は、実は親戚の方の名義だったんです!
そして、親戚の土地だと思っていたところは、亡くなったお父さん名義でした。

ずいぶん前の遺産分割の際に、何かの誤解があったのでしょうか。
そのいきさつは誰もご存じありませんでした。

ですが、このまま放っておいては、では将来的に問題が起こらないとも限りません。

そこで、親戚の方も交えて相談を繰り返し、この度ようやく「入れ違いの土地」が解消されました。

こんな風に、相続を機に新たに分かる事実があることは少なくないんです。
亡くなったお父さんが、子孫のために、家族皆に知らせてくれたのでしょうね。

しかし、きちんと丁寧に、相続手続きを行わなければ気付かなかったことでしょう。
相続という、人生における大切な場面だからこそ、専門家による間違いのないお手続きをお勧めします。