ほっと一息、私のふるさとのお話

私のふるさとは、愛知県の北の端の小さな田舎町です。
今日は、先日帰郷した際の、ちょっと笑ってしまうお話です。

実家の自転車が壊れてしまったので、6歳の姪を連れて自転車屋さんに出かけました。
昔ながらの商店街にある、小さな自転車屋さんです。

店先で自転車を直してもらっていると、姪が怪訝な顔をして、お向かいの和菓子屋さんを見ています。
見ると、和菓子屋さんのご主人、パンツ一丁で片手にビール…
とても至福の時なのでしょうが、外から丸見えです(笑)

目が合って、ご主人はおいでおいでと手招き。
店先のアイスクリームケースをごそごそとしています。

街中から引っ越してきたばかりで、完全に硬直してしまった姪を、半ば強引に連れて行きました。
そして自転車が直るまでの時間、姪も交えて世間話。
アイスクリームケースから出てきたのは…「自家製お漬物」でした(笑)
アイスがもらえると思った姪はがっくり!

田舎というのは、都会に比べて便利でないことがたくさんあります。
ただ、便利でないが故に、住民がコミュニケーションをとって助け合って生活しているのだとも思います。

子供の顔を見て、「○○さん家の子」と分かることは、都会では恐ろしいことかもしれませんが、田舎では助け合いの手段なのです。

こうした小さな暖かいコミュニティが、いつまでも続いてほしいと思った時間でした。
ふるさとを愛おしく想う気持ち、それもご先祖様から相続されてきたものなのでしょうね。

ちなみに、直してもらった自転車に乗って自宅に帰ると、あれ??ブレーキが効かなくなってる!!
そう気づいたと同時に、先ほどの自転車屋さんが血相を変えて自宅に飛び込んできました。
「ブレーキ繋ぐの忘れてた!!」と(笑)

さて、こんなのんびりとした田舎を背に、来週からはまた、川崎を拠点に、皆さまのご相続のお手伝いにまい進します!
どうぞお気軽にお問い合わせくださいね。
まだまだ少ーし(?)言葉のなまりがありますが(笑)