著作権にも相続税がかかるの?

つい最近まで暑かったはずなのに、
今日はほんとうに、さ、さむい!上着を着てこればよかった!

さて、とある作曲家さんの遺産相続トラブルが、
マスコミを賑わせているようですね。

わたしはワイドショーを見ないので、
あまり詳しくはないのですが…
このお家騒動でキーワードになっているのが、
「著作権」のようです。

そうなんです、著作権も「相続」するんです!
著作権を相続するということは…
はい、相続税もかかることになります。

そこで、「え?著作権っていくら?」となりますよね。
わたしも初めて経験したときは、
「え?こんなの金額に換算なんてできないでしょ(汗)」と思いました。

でもさすがは国税庁。
著作権の計算方法も、実はちゃあんと定めています。

著作権評価の計算式はちょっぴり複雑なのですが、
考え方はこんな感じです。
「この先、著作権による収入(印税)を受け取る見込みの金額を、現在価値に換算した金額」

考え方としては、まぁ、理解できますが…
これを実際に計算しようと思うと、これがなかなか大変です。

以前わたしが経験したのは、
医学書を執筆しているお医者さんの相続でした。
このとき、著作権の評価のため、
出版社さんに何度も連絡をし、いろいろ情報をいただいて、評価額を計算したのが思い出されます。

著作権。
これを持っている人というのは、ごく限られた人ではありますが、
相続の世界では、税金やトラブルの種となる場合がありますね。