暑い夏にむけて、涼をとるということ

大盛り上がりのワールドカップ!
日本は終わってしまいましたが、心熱くなる毎日でした。

今朝、目が覚めて窓を開けると、
どこからか、風鈴の音が届いてきました。
うちはマンションなので、
近くのお部屋で風鈴が下げられているのだと思います。

風鈴の音。
お好きな方もいれば、「チリンチリンうるさい!」と苦手な方もいるでしょうね。

ちなみにわたしは、
子供のころから風鈴の音がとても好きです。
それにひきかえ、わたしの家族は風鈴の音が苦手です。
なので、家に風鈴を飾らせてもらったことは一度もありません…。

結婚して家を出てからも、
主人は、間違いなく、無駄な(?)音が嫌いな人なので、
主人に聞くまでもなく、風鈴を飾るという選択肢はゼロでした(笑)

それが近所から聞こえてくる風鈴の音色。
なんだか得をした気分で、今日は朝からるんるんでした!

思えば、風鈴というのも、
日本独特の「涼のとりかた」ですよね。

風鈴で気温が下がるわけでは当然ないのに、
音によって、涼しげな空間を演出する。

耳や目で「涼をとる」という日本の習慣は、おもしろいなぁと思います。
合理的ではありませんが、こういう風情を楽しむ心は、
これからも日本人の心に相続していってほしいものです。