ご供養のためにも、遺品整理は正しく!

今日は、前回のブログに引き続き・・・
「遺品整理のお話」です。

ちょうど私が前回のブログを書いた後、
遺品整理について書かれている新聞記事を目にしました。

それは、
“悪徳の遺品整理屋さんに注意!”という内容のもの。

「高く買い取ります」という誘い文句で
お家の中の家具や家電を見積もり、
結局は、言い値とはかけ離れた安い金額で買い取る、
場合によっては高額な引取り料を請求する、
ということが書かれていました。

世の中には、悪い業者さんもいるものです。
これでは、亡くなった方に申し訳が立たないですよね。

さて、前回の続き、
私たちがご紹介する遺品整理屋さんのお話に戻ります。

この遺品整理屋さん、
ご遺品を「買い取る」ということは一切しません。
そもそも、遺品整理というのは本来、
「買い取り」ではなく「処分」です。

遺品整理屋さん曰く、
「亡くなった家族が使っていたものが、
リサイクルショップで値札貼られて無造作に店頭に並べられたんじゃ、
ちょっと寂しいでしょ。
だからうちでは買取りはしません。
もしどうしてもお売りになりたいのであれば、
良心的なリサイクルショップをご紹介しますけれども。」

当然、処分にもお金がかかります。
各市町村によって料金はまちまちですが、
正しく、ものを処分するということは、
それだけお金がかかるということです。

これも、悪い業者さんに頼むと、
市町村の条例を守らないで、
「不法に」処分されてしまうこともあるそうです。

大切な家族が使っていたもの、
すべて形見分けできれば一番いいのでしょうが、
実際にはそういうわけにもいきません。

正しく処分すること、
それもご供養の一つだと感じます。

あ、先日の心温まるエピソードを書くつもりで、
ずいぶん長くなってしまいました(汗)

次回、必ず!(笑)