相続税申告に利用している書面添付制度とは

今日は税理士の立場から、
少しまじめな(?)相続税のお話をしたいと思います。

私が相続税の申告をお手伝いする際、
必ず利用している制度があります。

それは・・・
「書面添付制度」
一般の方には、
なかなか耳なじみのない制度だと思います。

どんな制度かと言うと、
文字通り、「書面」を「添付」する制度です。
なんのこっちゃ・・・・ですよね(笑)

ここでいう書面というのは、
簡単に言えば税務署に出すレポートのようなものです。

申告書を作るにあたって、
どんな資料を確認したか、
お客様とどんな打ち合わせをしたか、
どんなチェックを行ったか、などなど、
それらをレポートにまとめたものを申告書と一緒に提出します。

このレポートのことを「書面」。
それを申告書に「添付」する。
これが書面添付制度です。

この書面添付制度を利用することには、
二つのメリットがあります。

一つは、税務署の印象がいい!
これ、本当の話です(笑)
税理士がきちんとした申告書を作っているというアピールになるんです。
これによって、税務調査が入る率もうんと減るようです。

もう一つはちょっと難しい話です。
でも、皆さまにとって、とってもハッピーなお話です。
それは次回のお楽しみに!