エンディングノートに想いを託して

先日、懐かしいお客さまからお電話がありました。
以前にご主人のご相続のお手伝いをさせていただいたお客様です。

あれから、早3年。
ちょうど三回忌を済ませたところだとのことでした。
「おかげさまで落ち着いて、元気にやってるわよ。」
なんて嬉しいお声も聞くことができました。

そんなお客さまから、次のようなご相談をいただきました。
「私がいつか亡くなったときは、主人のときのように子供たちを困らせたくないの。」

確かに。。。
ご主人は、急なご病気で亡くなったこともあり、
遺されたご家族は大変でした。
通帳や保険証券、土地の権利証に至るまで、
とにかく、
「どこに何があるかも分からない!!」
そんな状態でした。

それなら・・・と、
お客様に「エンディングノート」を差し上げ、
通帳などを見ながら、
一緒に「エンディングノート」の1ページを書きました。

「エンディングノート」には、
自身の財産のことを記録しておくページがあります。
万が一のときに、遺された家族が、各手続きに困らないように・・・
そんな想いを託すページです。

そのお客様も、書き終えられたところでこんな風におっしゃいました。
「きちんと書き留めておいたから、子供たちに迷惑かけないし、これで安心。
それに、私も、自分の財産を見直すいいきっかけになったわ。」

「エンディングノート」は、
万が一のときに、遺された家族が困らないように。
そして、
自身のこれまでを見直し、心配事を減らして、これからをより充実して過ごすために。
そんなノートなのです。