新春の楽しみがありました

2018年がスタートしました!
年末年始、みなさまはいかがお過ごしでしたでしょうか?

今日のブログでは、
わたしの新春のひとつの楽しみをご紹介します。

1月5日、実家の近くの、
有楽苑というところの初釜(新春のお茶会)に、行ってまいりました。

この有楽苑には、これまで何度となく足を運んできたのですが、
実は、すごいところなんです!

なにがすごいかと言うと…
この有楽苑の中には、なんと「国宝」のお茶室があるんです。
「有楽」という名前を聞いてぴんときた方はいらっしゃるでしょうか。
そうです!織田有楽斎、つまりは織田信長の弟が建てたお茶室なんです。
こんなすごいお茶室が、わたしの実家の近くにあるなんて、
なんともラッキーなことです。

このお茶室は、織田有楽斎が建てた後、実は3回もお引越しをしています。

織田有楽斎がお茶室を建てた場所は京都です。
その後、三井財閥がお茶室を買い取り、東京の麻布へ移築。
(なんと解体せずに、そのまま東海道を渡ったそうです!)
その後、災害を逃れるために麻布から大磯へ移築。
最終的にこのお茶室を名鉄が買い取り、
1978年に、わたしの実家の近くの犬山市に移築されたそうです。

何百年のときを超え、三度も引越しを繰り返し、
今もなお、お茶をたしなむ人の心をつかんで離さない。
これってすごいことですよね。

このお正月も、有楽苑に足を運ぶことができ、
とてもいい新年のスタートをきることができたと思っています。

あ、こんなに熱く語ったのですが、
この国宝のお茶室には入ることができません。(国宝なので…)
このお茶室のお隣のお茶室で、初釜が行われます(笑)